Danny Weber
10:50 12-11-2025
© A. Krivonosov
ファーウェイの投入計画が転換。11月はMate 80と折りたたみMate X7を優先し、Nova 15は年明けにずれ込む見通し。Nova 15 Ultraは5000万画素カメラやKirin、HarmonyOS 6、6500mAh/100W、衛星通信、IP68/69に対応との噂も解説。発売時期の最新動向を詳しくチェック。
ファーウェイが投入サイクルを組み替えているようだ。当初の予想より、待望のNova 15シリーズは遅れて登場する可能性がある。中国発の新しい報道によれば、同社は11月にフラッグシップのMate 80と折りたたみ機のMate X7に照準を合わせており、その結果、Nova 15のお披露目は年明けにずれ込む見方が強まっている。
著名リーカーは、Mate 80とMate X7がすでにローンチ準備段階にあり、Nova 15の12月投入は見込みが薄いと示唆する。生産を引き上げ、コアとなるMateの旗艦群にスポットを当てるべく、リソースを振り向けているようだ。サプライチェーンの変化や製造計画の調整も遅延の要因として挙げられている。足元では、看板機を先に前面に出し、タイミングが整い次第、幅広い層に刺さるモデルへ戻るという、現実的な選択に映る。
うわさでは、Nova 15シリーズは複数のモデルで構成され、その筆頭がNova 15 Ultraだという。メインカメラは1/1.3インチの大型センサーを備えた5,000万画素、さらに1,300万画素の超広角と5,000万画素のペリスコープ望遠、そしてマルチスペクトルセンサーを搭載すると伝えられている。チップはKirin、OSはHarmonyOS 6、6,500mAhのバッテリーに100Wの急速充電対応を見込むという報道だ。衛星通信、金属フレーム、そしてIP68/69相当の防水防塵にも言及がある。