Aliens: Fireteam Elite続編、発売は2026年Q3に延期 新モードと資金拡充の続報

Danny Weber

04:30 13-11-2025

© A. Krivonosov

Enad Global 7が『Aliens: Fireteam Elite』続編の発売延期を発表。新時期は2026年Q3。流出資料で5種アーキタイプや新モードAnnihilationが示され、追加出資も判明。Cold Iron開発の協力型シューター。

初代Aliens: Fireteam EliteのパブリッシャーであるEnad Global 7は、続編の発売を延期した。新たなリリース時期は2026年の第3四半期で、当初見込まれていた2025年から後ろ倒しとなる。

2024年7月のプレゼン資料が流出し、Cold Iron Studiosが手がけるフォローアップ作の存在を事実上裏付けた。そこでは、Swift、Deadly、Silent、Commander、Rangerという5つのアーキタイプが示され、それぞれ固有の武器とアビリティを備える構成が描かれていた。さらに、クラシックなホード系の挑戦に着想を得つつ、目標や敵のバリエーションを大きく広げた新モード「Annihilation」も計画されているとされた。

最新の財務報告で、Enad Global 7はCold Ironの新規プロジェクトに650万ドルを追加出資したことを明らかにし、スタジオ側も自社資金で120万ドルを拠出すると記した。文書には「Aliens: Fireteam Elite 2」という名称こそ出てこないが、有名映画フランチャイズを基にした協力型アクションシューターと記されており、シリーズ継続を示唆する内容だ。

2021年の初代作は評価が割れた。『エイリアン』らしい空気感は高く評価された一方で、ミッションの繰り返し感や進行の薄さが指摘されている。

今回示された方針を見る限り、Cold Ironはそうした弱点を手当てし、スケールも遊びの幅も広げる意欲を見せている。発売を先送りしてでも作り込みを優先する判断は、路線の立て直しにとって理にかなっているように思える。

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