Huawei次期ワイドフォーマットフォルダブル 7.6インチ・6000mAh級・潜望鏡カメラの噂

Danny Weber

05:33 14-11-2025

© A. Krivonosov

中国発リークでHuaweiの新型フォルダブルが浮上。7.6インチのメインと5.5インチ外屏、約14:10の比率、フラッグシップ級プロセッサ、潜望鏡カメラ、6000mAh級バッテリー搭載の可能性を詳報。OPPOFindN6ではないとされ、iPhoneFoldへの対抗とも。映画や読書、ゲームで映えるワイド設計の狙いを解説。

中国発の新たなリークによれば、Huaweiが次の折りたたみ端末に取り組んでいる可能性が浮上した。著名リーカーのDigital Chat Stationは、大手スマホメーカーが大画面フォルダブルのテスト段階に入ったと示しており、このカテゴリーでの再加速をうかがわせる。

情報によると、この端末は7.6インチのメインディスプレイと5.5インチのカバースクリーンを備え、縦横比はおよそ14:10。さらに、フラッグシップ級のプロセッサ、ペリスコープカメラ、6000mAhに迫るバッテリーを搭載すると見られている。投稿自体はブランド名を明言していないものの、次世代フラッグシップチップへの言及からHuaweiを指す可能性が高いという。また、これは次期OPPO Find N6のことではないとも付け加えている。

インサイダーは、この新機種が業界初のワイドフォーマット折りたたみタブレットになるかもしれないと示している。独自のフォームファクターに積極的なHuaweiの姿勢と合致する見立てだ。同社はすでにPura Xを投入しており、ワイドフォーマットの折りたたみスマートフォンとして“初”とされるモデルで、6.3インチのOLEDディスプレイと3.5インチの外部画面を備える。点と点をつなげると、狙いは偶然ではないはずだ。小手先の改良ではなく、表示領域を広げる方向へ舵を切っているように映る。

うわさが事実なら、Huaweiはこの新機種を、7.7インチで類似のアスペクト比になると噂されるAppleのiPhone Foldへの応答として位置づける可能性がある。

こうしたワイドフォーマット設計は、映画や読書、ゲームで、頻繁にピンチズームしなくても自然に楽しめる体験をもたらしそうだ。紙の上では理にかなっており、日常の“大画面の使い方”に寄り添う現実的な焦点と言える。