Honor 500 Proのスペックが判明:Snapdragon 8 Elite、8000mAh、2億画素カメラと100W急速充電

Danny Weber

00:15 16-11-2025

© A. Krivonosov

正式発表が近いHonor 500 Proの最新リークを総まとめ。Snapdragon 8 Eliteや16GBメモリ、Android 16、6.55型1.5K/120Hz、2億画素トリプルカメラ、8000mAhと100W/50W充電など注目ポイントを詳説。Geekbenchスコアや4色展開、発表日リークも。

正式発表が目前に迫るHonor 500 Proが、各種データベースで次々と姿を見せている。今回見つかったのはMEP-AN00という型番の端末で、Geekbenchの記録からQualcommの最上位チップ、Snapdragon 8 Eliteを搭載することが読み取れる。関係者の話では、この構成がHonor 500シリーズの最上位に位置づけられ、Snapdragon 8s Gen 4を載せるMEY-AN00がベースモデルになる見通しだという。ラインアップの見取り図が一気にクリアになった格好だ。

Geekbenchのリストでは、Honor 500 Proは16GBメモリとAndroid 16を搭載。ベンチマークのスコアはシングルコアで3,100点、マルチコアで9,463点を記録している。Honorはこれまでに、最大16GBメモリと最大1TBストレージ、そしてアクアマリン、ピンク、ブラック、シルバーの4色展開を明らかにしてきた。紙の上では、フラッグシップに求められる条件をひと通り満たしている印象だ。

噂では、6.55インチのOLEDに1.5K解像度、120Hzのリフレッシュレートを採用するとされる。フロントカメラは5,000万画素のセンサー、背面は2億画素のSamsung HP3、1,200万画素の超広角、そして3倍光学ズーム対応の5,000万画素IMX858というトリプル構成になる見込みだ。広々とした風景から被写体に寄ったカットまで、用途の幅広さを狙う設計がうかがえる。

注目ポイントの一つは、8,000mAhの大容量バッテリー。さらに有線100W、ワイヤレス50Wの急速充電に対応すると期待されている。超音波式指紋センサーに加え、接続性を高めるHonor独自のC1+チップや効率重視のE2チップについても報じられている。大容量と素早い充電、そして現代的な付加価値をバランスよく詰め込んだパッケージという印象だ。

シリーズの発表時期はまだ公式には示されていないものの、リーク情報では中国で11月24日にお披露目される可能性が示唆されている。