Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載OnePlus 15とiPhone 17 Pro Maxを徹底比較

Danny Weber

23:45 16-11-2025

© RusPhotoBank

Max Techによる実機比較。Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載OnePlus 15は3DMark Wild Life極限ストレスで52°C到達しアプリがクラッシュ、機能も一部停止。対照的にiPhone 17 Pro Maxは完走し40°C台。ゲーム性能は安定でサーマル管理を総点検。

Max Techは、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載した新型OnePlus 15とiPhone 17 Pro Maxを比較テストし、OnePlusのフラッグシップがストレス試験のひとつで思わぬつまずきを見せたと報告した。序盤の印象は上々で、堅牢な作り込みに高品位のディスプレイ、音質も抜かりなし。合成ベンチマークでもチップセットは十分な余力を示していた。

ところが、極限設定の3DMark Wild Lifeストレステストでは状況が一変。端末は過熱し、温度が52°Cに達したところでアプリがクラッシュした。サーマルカメラでも、筐体全体に熱が均一に広がっていない様子が確認できる。対照的に、iPhone 17 Pro Maxは同じテストをエラーなく完走し、温度上昇は40°Cにとどまり、発熱の分布も比較的均等だった。

発熱の影響で、OnePlus 15は温度を落ち着かせるために懐中電灯やホットスポットなどの機能を自動で停止した。ただしゲーム検証では様相が異なり、過熱は見られず、パフォーマンスも安定を維持。総合すると、実際のゲーム負荷には堅実に対処できる一方、極端な高負荷を長時間かけ続ける場面では、サーマル管理にまだ磨く余地がうかがえる。