Danny Weber
11:50 22-11-2025
© A. Krivonosov
Huawei Mate 80シリーズが11月25日に中国で発表。新「アウトドアモード」で最大14日間のバッテリー駆動を実現へ。折りたたみMate X7やMatePad Edgeも登場予定。省電力と使い勝手を検証。実使用での持ち時間や省電力最適化の狙いを解説。長距離旅行や登山など屋外利用でのメリットにも注目。
ファーウェイのMate 80シリーズは、11月25日に中国で正式発表される予定だ。最新の動画では、屋外での利用が多く、バッテリーを長持ちさせたい人向けに設計された新機能「アウトドアモード」が披露された。ファーウェイによれば、このモードを使えばMate 80シリーズの端末は最大14日間、充電なしで動作できるという。長距離の旅や登山、家を空ける時間が長い場面でも現実的な選択肢になりそうだ。数値としては大胆な指標に映る。
とはいえ、実際の実力は日常の使用環境でのハンズオン検証を通じてこそ見えてくる。さまざまな条件でのバッテリーの粘りを、利用者自身が確かめる局面が鍵になりそうだ。発表会では、折りたたみ型のMate X7やタブレットのMatePad Edgeも並ぶ見込みで、幅広いラインアップと、シーンを問わず強力なハードと使いやすさを両立させようとする同社の狙いがうかがえる。
新たな省電力機能は、エネルギー効率と性能最適化を一段と押し進める姿勢を示すものでもある。狙いは明快だ。実際の使い方に寄り添い、充電器に頼らずできるだけ長く動かし続けること。その方向性が明確になったことで、日々の使い勝手がどれだけ変わるのかに関心が集まる。