Danny Weber
04:57 01-12-2025
© A. Krivonosov
iPhone 17eの最新リークを詳報。ノッチ廃止で前面すっきり、6.1型60Hzは継続。A19採用と48MP背面、1800万画素フロント、C1モデム/N1無線で通信効率向上。単眼カメラの手頃モデル、2026年初頭発表か。グラフィックスコア抑制で上位と差別化、旧iPhoneからの乗り換え候補。詳細は本文で。
iPhone 17eに関する新情報が浮上している。Appleが2026年初頭に発表するとの噂が流れるなか、最新のリークでは、iPhone 16eで残っていた画面上部の大きな切り欠きがついに姿を消す可能性が示された。愛好家が制作しMyDriversで公開されたコンセプトは、標準のiPhone 17に近いデザインを示しつつ、メインカメラは1基とされている。
注目の変更点はフロントまわりだ。インジケーターやセンサーは島状の領域に収められなくなり、表示まわりがいっそうすっきりする見込み。ただ、大きな技術的飛躍があるわけではない。画面は6.1インチのまま、リフレッシュレートも標準的な60Hzを維持すると見られ、手頃な選択肢という立ち位置は明確だ。
パフォーマンス面では、新しいA19チップを載せると関係者は示唆する一方で、上位モデルとの差別化のためにグラフィックスコアの数は抑えられる可能性がある。この戦略は、特にiPhone 11の所有者など、古い端末から現代的な体験へ乗り換えたい層を狙ったものと受け取れる。フラッグシップの価格帯に踏み込まずにアップグレードできる選択肢というわけだ。
フロントカメラの強化も期待されている。以前のリークでは、Center Stageに対応する1800万画素センサーに触れられていた。背面のメインカメラは4800万画素のモジュールになる見込みで、このシリーズとしては確かな前進だ。
接続面も見直される可能性がある。Apple独自のC1モデムとN1ワイヤレスチップを搭載するとされ、データ速度の底上げと電力効率の改善を狙った設計だ。価格を抑えたモデルながら、体験をフラッグシップに一歩近づける目配りが感じられる。
もしこれらのリークが的中すれば、iPhone 17eはラインナップでもっとも進んだ1台となり、Appleのエントリーから最上位までの隔たりを大きく縮める存在になりそうだ。