Danny Weber
01:55 03-12-2025
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Ubisoftが『スプリンターセル』リメイクでグリヴェルを再起用。開発の舵取りを担い、Snowdropエンジンでステルス重視の原作愛を再現。噂では2026年発売へ向け最終段階に前進。ブラックリスト経験を持つゲームディレクターの復帰で、長期化した開発を立て直し、ファン待望の完成度に近づいているとの見方も。
Ubisoftは『Splinter Cell』のリメイクに、新章の幕開けに関わった人物を呼び戻した。David Grivelだ。複数スタジオを渡り歩き、短い復帰とその後の離脱を経て、彼は再びゲームディレクターの座に戻ってきた。この再登板は、入れ替えの続いた開発を立て直し、プロジェクトを完走へ導く鍵になりそうだ。Grivelはかつて『Blacklist』に携わり、シリーズを内側から知る存在でもあるだけに、これは単なる人員補充というより、舵を取り直す一手と映る。
噂では、リメイクは最終局面へ向けて歩を進めているという。社内情報は暫定的に2026年の発売時期を示し、開発には『Avatar: Frontiers of Pandora』などで用いられてきたSnowdropエンジンが採用されている。初期ビルドに通じた関係者は、ビジュアルとステルス主導の雰囲気がすでに強い印象を残し、原作への敬意が明確だと語る。長く待ってきた側には、ようやく手応えが形になり始めたと感じられるだろう。