Qualcomm、Snapdragon 6s 4G Gen 2とSnapdragon 4 Gen 4を発表—低価格スマホで滑らかさ・カメラ・省電力を強化

Danny Weber

20:09 12-12-2025

© A. Krivonosov

QualcommがSnapdragon 6s 4G Gen 2とSnapdragon 4 Gen 4を発表。低価格スマホ向けに120fps表示、最大108MP撮影、AI音声、Quick Charge 4+で体感と省電力を底上げ。2026年モデルの標準を更新。120fps、マルチフレームNR、5G/Wi‑Fi改善。

Qualcommが、2026年の低価格スマホの基準を塗り替えることを狙った新プラットフォームを2種発表した。Snapdragon 6s 4G Gen 2とSnapdragon 4 Gen 4だ。いずれも低価格〜エントリー帯を見据え、より滑らかな動作、撮影品質の底上げ、省電力性の強化に焦点を当てている。

Snapdragon 6s 4G Gen 2は、日常利用で「廉価版らしさ」を感じさせないための土台という位置づけ。最大2.9GHzのKryo CPUに刷新されたAdreno GPUを組み合わせ、映像の安定性を高め、カクつきを抑える設計だ。フルHD+表示での120fps再生にも対応し、ゲームだけでなくUIやアニメーションの滑らかさにも効いてくる——毎日触れる部分の磨き込みは、使い勝手の印象を確実に変える。

カメラ機能への注力も抜かりない。Snapdragon 6s 4G Gen 2は最大1億800万画素のセンサーに対応し、複数カメラからの同時の写真・動画撮影をサポートする。さらに、マイクの賢い制御やエコー抑制など、音質を底上げするAI機能も打ち出している。

同じ路線を継ぐSnapdragon 4 Gen 4は、とりわけ効率性を前面に押し出す。Kryoコアは最大2.3GHz、Adrenoグラフィックスも対応ディスプレイでの120fps表示に合わせて最適化。最大1億800万画素対応はそのままに、ハードウェアによるマルチフレームノイズリダクションを備え、夜景や室内といった苦手シーンの改善を狙う——実用面で効くアップデートだ。

バッテリー持ちと体感速度の底上げに効くのがQuick Charge 4+対応で、約15分で0%から50%まで回復できる。さらに5GとWi‑Fiの改善も加わり、Snapdragon 4 Gen 4は2026年の最廉価帯でも、これまでの「割り切り」を感じさせないバランスの良さを目指す。このクラスでここまで手を入れるのは、ユーザーの不満点を正面からつぶしにきた印象だ。