Nothing OS 4.0の配信は計画通り:Android 16安定版の段階的ロールアウト解説

Danny Weber

18:42 13-12-2025

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Nothingは、Nothing OS 4.0の配信停止の噂を否定。Android 16ベースの安定版はPhone (3)から順次、Phone (2)/(2a)/(3a)系へ展開中。遅延の理由と手動更新方法、サポート窓口の活用まで詳しく解説。段階的ロールアウトの狙いと注意点も紹介し、安心して待つためのポイントを解説。

Nothingは、Nothing OS 4.0の展開が一時停止しているという噂に対し、更新は計画通り進んでいると説明した。Android 16をベースにした安定版は先月にNothing Phone (3)から始まり、11月下旬にはPhone (2)、Phone (2a)、Phone (2a) Plus、Phone (3a)、Phone (3a) Proにも段階的に届き始めている。それでも、まだ受け取れていないユーザーは多く、コミュニティでは不満がくすぶっている。

雰囲気が険しくなったのは、RedditにNothingサポートとのチャットのスクリーンショットが出回ってからだ。そこでは、緊急対応が必要な重大な不具合のためNothing OS 4.0の配信が一時停止されたとされていた。この投稿が、数週間待ち続けてきた端末所有者の落胆にさらに火をつけた。

これを受けてNothingは公式に反応した。Android Authorityへのコメントでは、中断はないという立場を示したうえで、同社は大規模アップデートでは常に段階的ロールアウトを採用し、しばしばサードパーティ製アプリに関連する潜在的な問題を見つけて解決するためだと説明した。配信ペースが小刻みなのは警戒すべき信号ではなく、意図した運用だという安心感を与えたい思惑もうかがえる。

同社はまた、Nothing OS 4.0は対応機種すべてに向けて配信を続けており、進行は予定通りだと強調している。疑問や不具合があればサポート窓口に直接問い合わせるのがよい。まだ更新が来ていない場合は、段階的な展開には時間がかかること、そして設定 → システム → システム アップデートから手動で確認できることを思い出してほしい。結局のところ、最も実用的なのは、落ち着いて待つことに尽きる。