初の折りたたみiPhoneはTouch ID採用?ワイド画面や強化ヒンジ、カメラ仕様まで最新情報

Danny Weber

10:36 16-12-2025

© A. Krivonosov

折りたたみiPhoneの最新リークを詳報。Face ID非採用で電源ボタン一体型Touch IDに移行、ワイド設計と頑丈なヒンジを搭載。7.58インチ内側画面の画面下カメラ、5.25インチ外側、4800万画素デュアルも試験中。登場時期や競合動向も解説。サムスンの動きや中国勢の先行可能性にも言及。詳しく解説

折りたたみ式iPhoneの噂が具体性を帯びてきた。最新のリークは、従来のiPhoneとは明確に異なる方針を示している。著名リーカーのDigital Chat Stationによれば、アップルは初の折りたたみiPhoneでFace IDを採用せず、電源ボタン一体型のTouch ID指紋認証に切り替える計画だという。

この決断の背景には設計上の制約があるとされる。3D顔認証用のモジュールは相応のスペースを要し、アップルは端末を可能な限り薄く保ちたい考えだという。同じ理由から、筐体内に余分な空間を必要とする画面内超音波式の指紋認証も避ける見込みだ。1ミリ単位で厚みと格闘するカテゴリーだけに、その割り切りは現実的に映る。

内部事情に通じる人物は、アップルがハードウェアに強い重心を置いていると指摘する。とりわけヒンジは「非常に頑丈」とされ、入念に作り込まれているという。折りたたみ機にとって要となる部位だけに、重視するのは当然だ。機構の信頼性は、この分野全体の課題であり続けている。

リークが言及するエンジニアリング試作機は、画面下にフロントカメラを組み込んだ7.58インチのフレキシブルディスプレイを備える。外側には、パンチホール式カメラを配した5.25インチのセカンダリースクリーン。背面では、メインが4800万画素のデュアルカメラ構成を試験中とされる。

端末の印象は「ワイド」。開くと小型タブレットのような体裁になるという。このアプローチで、近年どこか均質化してきた折りたたみ市場に新風を吹き込みたい狙いもうかがえる。早ければ来年にも姿を見せる可能性が示唆されている。

注目すべきは、サムスンも同様のワイドなフォームファクターを模索しているという点だ。ただし、このタイプの本格的な横折りスマホの第一弾は、アップルやサムスンではなく中国メーカーから登場する可能性が高いと同じ情報筋は見ている。