Danny Weber
07:39 19-12-2025
© A. Krivonosov
Xiaomi 17 Ultraは従来より早期に登場。ライカと戦略的共同設計を再構築し、次世代1インチメインとライカ認証APO望遠を採用。暗所性能や細部描写、ズーム表現が大幅に進化する見込み。噂ではOmnivision OV50Xと2億画素望遠の組み合わせも。春先発表からの前倒しで、撮影体験の進化を詳しく解説。
Xiaomiは、来週にXiaomi 17 Ultraを披露すると公式Weiboで明らかにした。今回の発表はタイミングの早さが際立つ。従来のUltraは春先、しばしばMobile World Congressの時期に近づいて登場していたためだ。流れが変わりつつある、と感じさせる一手だ。
同社によれば、17 Ultraはライカとの提携を再構築してから初めての開発機でもある。従来の共同研究から一歩進み、戦略的な共同設計へと関係が進化し、両チームが最終製品の出来に直接関与する体制になったという。
Xiaomiが前面に押し出すのは、次世代の1インチメインセンサーと、ブランドとして初のライカ認証APO望遠レンズだ。この種の光学設計は、特に長い焦点距離で色収差を抑え、色の正確さを高めることを狙っている。
正確なセンサー型番は未公表だが、リーク情報ではメインカメラにOmnivisionのOV50Xを採用し、加えて2億画素の望遠モジュールを組み合わせる可能性が示唆されている。Xiaomiは、暗所性能の明確な底上げ、難しいシーンでの細部描写の強さ、そしてズーム時の創造性の幅を期待してほしいとしている。そうなれば、見どころはやはりイメージングになる。