Honor Win/Win RTの最新情報:10000mAh電池、IP69K耐久、185Hz、Snapdragon 8 Elite Gen 5

Danny Weber

21:44 22-12-2025

© RusPhotoBank

Honorの新ラインWin/Win RTが中国で2025年12月26日発表。10000mAh大容量電池、IP68/69/69K、185Hz・1.5K OLED、Snapdragon 8 Elite Gen 5、C1+で受信強化、50MPカメラなどを詳報。発売前の見どころを解説。

Honorは新しいスマートフォンラインのWinとWin RTに向けて公式ティーザーを次々と公開し、発表前の期待を着実に高めている。焦点は持久力、保護性能、そしてパフォーマンス。中国での正式なお披露目は2025年12月26日に予定されている。

Winで最も注目を集めるのは、スマホとしては最大級となる10,000mAhの大容量バッテリーだ。この規格外の容量に、画面内に搭載された超音波式指紋センサーを組み合わせ、フラッグシップを狙う姿勢をはっきり示している。さらに耐久性も抜かりなく、WinシリーズはIP68、IP69、IP69Kに対応。粉塵や水だけでなく、高圧の噴流水や過酷な環境にも耐える設計だ。

事前情報では、6.83インチのOLEDに1.5K解像度、最大185Hzのリフレッシュレート、約1.4mmという細いベゼルを採用するとされる。パフォーマンス面はSnapdragon 8 Elite Gen 5が担い、LPDDR5x UltraメモリとUFS 4.1ストレージを組み合わせる。

接続性にも手が入っている。Honor独自のシステムは、Honor C1+を含む2基の専用チップで屋内や電波の弱い場所での受信を強化する仕組みだという。カメラはベースモデルのHonor Winが5,000万画素のトリプル構成、Win RTはデュアル構成にとどまる見込み。こうした電波面の底上げが実機でも確認できれば、単なるスペックの小幅な上積みよりも日々の使い勝手で価値を実感できそうだ。詳細は正式発表で明らかになる。