Samsung Galaxy A37とA57のカメラ最新リーク比較—A37は大型センサーで進化、A57は微更新

Danny Weber

20:49 23-12-2025

© A. Krivonosov

Samsung Galaxy A37/A57のカメラ最新リークを解説。A37は5000万画素Sony IMX906の大型センサー採用で夜景・動体に強化。A57はIMX906またはISOCELL GNJで据え置き寄り。超広角やマクロ、1200万画素フロントも確認。手頃なAシリーズの選び方のヒントも解説

まもなく登場するSamsung Galaxy A37とGalaxy A57のカメラに関する新情報がオンラインで明らかになった。今回のリークは、サムスンが人気の手頃な価格帯シリーズをどう手直しするのか、その輪郭を早くも示している。

リークによると、Galaxy A57は写真性能での大きな飛躍は期待薄だという。メインは1/1.56インチの5000万画素・Sony IMX906で、1300万画素の超広角と500万画素のマクロを組み合わせる見通し。地域によっては、同等の特性を持つISOCELL GNJに置き換えられる可能性も示されている。フロントは1200万画素で自撮りやビデオ通話を担う想定だ。全体の構成はGalaxy A56を色濃く踏襲しており、明確な進化を望んでいた層の期待には届かないかもしれない。

一方で、Galaxy A37のほうがぐっと興味深い。メインカメラには同じ5000万画素のSony IMX906が挙げられているが、Galaxy A36のユニットに比べてセンサーサイズが大きくなる点が肝だ。これにより夜景撮影の助けになり、細部の描写力が上がり、動く被写体でもブレが抑えられるはずだ。構成は800万画素の超広角と500万画素のマクロを加え、フロントも1200万画素を採用するとされる。

仕様を踏まえると、この兄弟機で最も意味のあるカメラの変化はA37に集中し、A57は現状維持寄りにとどまりそうだ。