2026年初頭のコスパ最強候補:iQOO Z11 TurboとRealme Neo 8、Snapdragon 8 Gen 5で勝負

Danny Weber

13:56 26-12-2025

© RusPhotoBank

Snapdragon 8 Gen 5搭載のiQOO Z11 TurboとRealme Neo 8が2026年1月登場予測。1.5K有機ELや大容量バッテリー、200MP級カメラで、値上がるOnePlus 15Rの対抗馬に。コスパ重視の最新情報を解説。中国想定360ドル、IP68/69対応モデルも登場か

Snapdragon 8 Gen 5を積むOnePlus 15Rの価格がじわじわ上がる一方で、財布にやさしいフラッグシップ候補が見えてきた。iQOO Z11 TurboとRealme Neo 8という強力な2機種が、早ければ2026年1月にお披露目される見通しだ。いずれも、プレミアムの上乗せ感なしにフラッグシップ級の実力を届けることを狙っている。

iQOOは、2026年序盤の“最強のコスパ端末”になり得るモデルを準備中とされる。リークによれば、フラットな6.59インチのLTPS OLED(1.5K解像度)、Snapdragon 8 Gen 5、金属フレームとガラス背面、約7600mAhのバッテリー、200MPのメインカメラ、32MPのフロントカメラを備えるという。狙いは「強力なのに手が届く価格帯」。中国での想定価格は約360ドルとされ、より高価なライバルには確かな圧力になりそうだ。スペック表の時点で、見落とすのは難しい。

対抗馬のRealme Neo 8も、登場時期は同じく2026年1月の見込みだ。こちらもSnapdragon 8 Gen 5を採用しつつ、バッテリー持ちやタフネスを重視するユーザーに照準を合わせると見られている。

予想される仕様:

サムスン製LTPS AMOLED(1.5K解像度)、超音波式画面内指紋認証、約8000mAhのバッテリー、金属フレームとガラス背面、そしてIP68/IP69の防水防塵が想定されている。さらに、ラインアップにはNeo 8 Turbo、Neo 8 SE(Dimensity 8500搭載)、Neo 8xが含まれると報じられ、いずれも2026年前半の投入が噂されている。

一方、OnePlus 15Rの価格は約699ドルからと見込まれている。その前提で見ると、iQOOとRealmeの新顔は一段と魅力的に映る。どちらも同じ最上位クラスのチップに加え、大容量バッテリーと今どきのデザインを、より手の届きやすい価格で約束しているからだ。リークどおりに進めば、2026年序盤は攻めた価格のフラッグシップが複数並び、選択の軸は「性能か価格か」から、同じ実力帯の“好みの味”を選ぶ方向へと移っていきそうだ。