POCO M8/M8 Proのスペック徹底解説:Snapdragon、カメラ、電池、発売時期

Danny Weber

15:34 28-12-2025

© A. Krivonosov

POCO M8 5GとM8 Pro 5Gの主要スペックを詳報。Snapdragon 6 Gen 3/7s Gen 4、AMOLED、50MP OIS、IP68、5520/6500mAhと45W/100W、Android 15/HyperOS 2。発売は2026年1月予定。Victus 2やWi‑Fi5も対応

関係者の話では、POCO M8シリーズの主要スペックが明らかになり、発売は2026年1月を目標としているという。端末はRedmi Note 15シリーズの名称変更版になる見通しだが、ポジショニングや構成を手直しし、POCOならではの味付けを持たせる考えのようだ。

標準モデルのPOCO M8 5GはSnapdragon 6 Gen 3、6.77インチの曲面AMOLED(120Hz、2392×1080)を採用。カメラはOIS付きの5000万画素メインに200万画素の深度センサーを組み合わせ、前面は2000万画素。エントリー寄りの立ち位置としては、手ぶれ補正付きのメインが目を引く一方、深度センサーは実用本位の部品という印象だ。

電源は5520mAhで45Wの急速充電に対応。外装はツートーンのフェイクレザー調仕上げで、IP68の防塵防水を備える。光学式指紋センサー、赤外線ポート、microSDに対応するハイブリッドスロットも用意。サイズは162.2×74.2×8.4mm、重さ190gで、存在感と扱いやすさの折り合いを狙っている。

上位のPOCO M8 Pro 5GはSnapdragon 7s Gen 4を搭載し、6.83インチのAMOLED(2772×1280、120Hz)を採用。前面はゴリラガラス Victus 2で守られる。ひとクラス上の仕立てを感じさせる構成で、強化ガラスの採用は日常使いでの安心感につながる。

カメラはOIS付きの5000万画素メインに800万画素の超広角を組み合わせ、セルフィーは3200万画素。バッテリーは6500mAhに拡大し、100W急速充電に対応。大容量ながら本体の厚さは7.9mm、重さは207gに抑えており、無駄にかさばらず効率を突き詰めた組み合わせに見える。

両モデルともAndroid 15とHyperOS 2を搭載し、接続はWi‑Fi 5、BluetoothはM8が5.1、M8 Proが5.4に対応。防塵防水はともにIP68だ。耐久性に関するメッセージは一貫しており、現行の基準ではWi‑Fi仕様がやや控えめに映るものの、方向性は明確だ。