Danny Weber
23:46 28-12-2025
© A. Krivonosov
Xiaomi 17と17 Ultraがインドやタイで認証、シンガポールIMDAも確認。グローバル展開は春に段階的開始の観測、Ultraは2026年計画。海外版は電池容量が中国版より小型化。17は5400→5240mAh、17 Ultraは6800→約6000mAhと報道。Pro/Pro Maxは中国限定の見通し。
Xiaomiはフラッグシップの17シリーズの世界デビューに向けて着々と準備を進めている。国際的な規制当局のデータベースに最初の確認情報が現れ、Xiaomi 17とXiaomi 17 Ultraが複数の国で認証を取得したことが分かった。こうしたサインは、いよいよ中国以外での展開が近いことを示している。
公的文書によれば、インドでは型番2512BPNDAIと25113PN0EIが承認。対応するモデルである2512BPNDAGと25113PN0EGはタイで認証を受けた。またシンガポールのIMDAは以前、Xiaomi 17 Ultraの2つのバリエーション、標準モデルとLeica Editionを確認している。
Xiaomiの副総裁兼マーケティング責任者であるXu Fei氏の説明では、Xiaomi 17 Ultraのグローバル発売は2026年を計画しているという。一方、非公式の報道では、シリーズ全体の国際展開は春、具体的には3月ごろに始まる可能性が示されており、段階的なローンチになる流れがにじむ。
気になるのはバッテリー容量だ。関係筋によると、グローバル版は中国版より小さなバッテリーを搭載する見込みで、Xiaomi 17は中国版が5400mAhに対し、国際モデルは5240mAhにとどまるという。フラッグシップの17 Ultraも同様の傾向で、中国版が6800mAh、グローバル版は約6000mAhになると伝えられている。数字上の差はわずかだが、スペックに敏感な層なら見過ごさないポイントだ。
なお、Xiaomi 17 Proと17 Pro Maxは中国市場限定のままになりそうだ。