Danny Weber
11:44 03-01-2026
© E. Vartanyan
Microsoft Edge Canaryに、OpenAIのブラウザーAtlasの検索やダウンロードを検知し、Bing上の監視やEdge継続利用を促す通知を出す新フラグが発見。Chrome同様の介入で乗り換え抑制を狙う動き。AIツールや新興ブラウザーへの関心拡大の中、囲い込み重視の戦略とみられる。詳細を解説。
マイクロソフトは、代替ブラウザーへの乗り換えを簡単にする気はないようだ。Edge Canaryのテスト版には、OpenAIのブラウザー「Atlas」のダウンロードに介入する仕組みが計画されていることを示す特別なフラグが含まれている。
今回の変更は3つの新しいパラメーターを軸としており、Edge上でAtlasを検索したりダウンロードしようとした際に有効になる可能性がある。名称から判断すると、Bingでの検索内容を見張り、ダウンロードページへの訪問を検知し、さらにEdgeの強みを訴える通知やプロモーションを表示することが想定されている。
マイクロソフトはすでにGoogle Chromeに対して同様の手法を用いている。BingでChromeを探すとEdgeの継続利用を促すバナーが現れ、Chromeのダウンロードページにアクセスすると、マイクロソフトから代替案を勧めるポップアップが表示される。
同じアプローチがOpenAIのAtlasにも広がりつつあるようだ。AIツールや新顔ブラウザーへの関心が高まるなか、マイクロソフトが自社エコシステムに利用者を引き留めるための広い取り組みの一環と受け取れる。こうした動きは、利便性よりも囲い込みを優先しているようにも映る。