サムスンがCES 2026で折りたたみOLEDの耐久性を実証 ロボットバスケと鋼球落下、車載OLEDの低温テストも

Danny Weber

21:58 04-01-2026

© A. Krivonosov

CES 2026でサムスンが折りたたみOLEDの耐久性を実演。ロボットアームのバスケットボール投擲と鋼球落下で強衝撃を再現し、損傷や表示の歪みなしを確認。折りたたみスマホの機械的ストレス耐性を“見て納得”。車載OLEDは−20℃でも応答0.2msを維持。プライベート展示でパートナーが体験、信頼性を前面に打ち出すデモ。

サムスンは、折りたたみ式OLEDディスプレイの耐久性を証明するために、少し風変わりな方法を持ち込んだ。CES 2026の会場で、実際にバスケットボールをパネルに投げつけているのだ——それでも画面はしっかり耐えている。見せ方は直球だが効果は高い。

サムスンディスプレイのブース内、Robot Basketballゾーンでは、的を付けたバックボードに18枚の折りたたみOLEDパネルを並べ、ロボットアームが繰り返しボールを投げつけて強い衝撃を再現している。折りたたみスマートフォンで大きく取り沙汰される“機械的ストレスへの耐性”に、目で見て納得させるアプローチだ。

検証はそれだけではない。別の試験では、約30センチの高さから鋼球をパネルに落とし、競合のソリューションとタフさを比較している。サムスンディスプレイによれば、こうした衝撃の後でも折りたたみOLEDは通常通り動作し、構造的な損傷も表示の歪みも確認されないという。

同社はモバイルの外でも信頼性を打ち出している。車載向けのOLEDディスプレイを冷蔵庫に入れ、寒冷環境でのパフォーマンスを示すデモも用意。マイナス20℃でも応答速度は0.2msを維持し、室温時と遜色ない水準だとしている。

これらのデモは、CES 2026で行われるサムスンディスプレイのプライベート展示の一環として、同社のパートナーが体験できる。伝えたいメッセージは明快だ。丈夫な折りたたみ画面をただ語るだけではなく、その実力を証明することに注力し、しかも見過ごせない方法で示している。