Danny Weber
16:19 05-01-2026
© ASUS
ASUSとXREALがCES2026で発表したROG XREAL R1 ARを詳報。フルHD Micro‑OLEDと240Hz、171インチ級の仮想スクリーン、Bose技術3Dサウンド、57度視野角や電気調光レンズ、DockのDP1.4/HDMI2.0とUSB‑C、発売は2026年上半期。価格は後日発表予定
ASUSはCES 2026の開幕で、XREALと共同開発したユニークなゲームデバイス「ROG XREAL R1 AR」を発表した。巨大な物理モニターの代わりに、約4メートル先に最大171インチのバーチャルスクリーンを映し出すという。開幕から目を引く一手だ。
目玉はフルHD(1920×1080)のMicro-OLEDと240Hzのリフレッシュレート。このフォームファクターとしては記録的で、ASUSはこの仕様を備えた初のゲーミンググラスだと位置づける。視野角は57度。仮想映像は注視域の最大95%を覆い、大型モニターさながらの感覚を狙う。数字の説得力は十分だ。
マルチメディア面も手抜かりはない。Boseの技術を取り入れたオーディオシステムが、空間的な3Dサウンドを再生する。エレクトロクロミックレンズは周囲光や視線の向きに応じて自動で透過率を調整でき、手動でもシーンに合わせて減光を追い込める。使い勝手をよく考えたつくりだ。
同梱のROG Control DockにはDisplayPort 1.4とHDMI 2.0を搭載し、PCと家庭用ゲーム機の切り替えも容易だ。さらにASUS ROG Allyのようなポータブル機ともUSB-Cで接続でき、手のひらサイズのコンソールを、巨大な仮想スクリーンを備えた本格的なゲーム環境へと変えてくれる。こうした接続性は、日常のハードルを着実に下げる。
価格はまだ明かされていないが、ASUSは発売を2026年上半期に開始するとしている。仕様を見る限り、メッセージは単純明快——スピードを犠牲にせず、物理パネルを仮想のキャンバスに置き換える、ということだ。