Danny Weber
19:27 12-01-2026
© E. Vartanyan
Steamは2026年1月11日に同時接続数4200万人の新記録を樹立。SteamDBの統計や過去ピーク4160万人との比較、年率12〜13%の成長、2025年12月の売上16億ドルまで解説。パンデミック期の急伸で厚みを増したユーザー基盤が、熱狂後も堅調に拡大する背景をデータで読み解き、今後のトレンドも考察します。
Steamが同時接続数の新記録を打ち立てた。SteamDBのデータによると、1月11日には4200万人超が同時にサービスに接続していた。これまでのピークは2025年10月の約4160万人で、今回の更新は節目を一つ越えた形だ。
ユーザー基盤は長年拡大してきたが、勢いが目に見えて強まったのは2020年以降だ。パンデミック前は年4〜5%程度の伸びが通例だったのに対し、外出制限の時期にはゲームへの関心が急上昇。2020年3月から2021年2月のあいだに同時接続は2000万人から2630万人へと跳ね上がり、プラットフォーム史上最速の伸びを記録した。この急伸が母集団を一段と厚くした印象だ。
その後も成長は止まらず、熱狂が落ち着いたあともペースがやや緩やかになっただけだった。2022年から2026年初頭にかけて、ピーク時の同時接続は3000万人から4200万人へ。年率換算でおよそ12〜13%と、コロナ前を明確に上回るテンポで、基盤の強さが長期で増していることをうかがわせる。
利用者の伸びは収益面にも反映されている。Alinea Analyticsによれば、2025年12月は過去最高の“12月”となり、売上は16億ドル超で前年比22.7%増。パンデミック期の2020年12月の約14億ドルを大きく上回った。数字だけでも説得力は十分だ。