Kenqing Technologyの“ポケット外骨格”π6:1.8kg・AI制御の持ち運べる外骨格【CES 2026】

Danny Weber

13:48 13-01-2026

© Kenqing Technology

CES 2026でKenqing Technologyが披露した“ポケット外骨格”π6。1.8kgの超軽量、600W/16Nm、最長40km、AIとデュアルカメラで30ms自動調整。92Wh着脱電池で日常携行と作業支援に最適。対応体重45〜120kg、負担を最大30%軽減。折りたたみ傘サイズで持ち運びも簡単。

深セン拠点のKenqing TechnologyがCES 2026で、初の「ポケット」外骨格「π6」を披露した。折りたたむと標準的な折りたたみ傘ほどのサイズで、重量はわずか1.8kg。小型軽量ぶりが際立ち、同社は世界最軽量の外骨格だとうたい、日常的に持ち運べると説明する。

ただ小さいだけではない。最大600Wのピーク出力と16Nmのトルクを備え、対応ユーザーは45〜120kg。1回の充電で最長40kmの稼働が可能だという。開発陣は、長距離の歩行や現場での作業、アクティブな余暇などで蓄積する疲れを和らげ、身体的負担を最大30%低減できると付け加える。数値の並びからも、長時間の移動やタスクでこそ真価を発揮する設計がうかがえる。

内部にはクアッドコアのAIプロセッサとデュアルカメラを搭載し、30ミリ秒で地形や路面の状態を読み取って、装着者の歩調や環境に合わせて出力を自動調整する。モジュール式の着脱バッテリーも採用し、92Whのセルを収めたウエストパックは、ほかのデバイスを充電するモバイルバッテリーとしても使える。Kenqingはπ6を「日常使いできる外骨格」への一歩だと位置づけており、傘のように鞄に放り込める携行品にしたいという狙いが透けて見える。