Danny Weber
12:50 26-01-2026
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アドビAcrobatの新AI機能で、PDFからプレゼンテーションや音声要約を簡単に作成。テキストプロンプトによる編集で作業効率を向上。詳細はこちら。
アドビはAI機能を製品に積極的に統合し続けており、今回の焦点はAcrobatだ。従来はPDFの閲覧や基本的な編集に使われてきたこのプログラムに、複数のAI搭載機能が追加され、馴染み深い文書をインタラクティブな素材に変える。具体的には、プレゼンテーションやオーディオポッドキャスト、さらにはテキストプロンプトに基づく「スマート」編集が可能となる。
boda.suによると、特に注目すべき追加機能は、テキストコマンドからのプレゼンテーション生成だ。Acrobatは現在、Adobe Spacesで収集されたデータに基づいてスライドデッキの草案を作成できる。Adobe Spacesは、複数のユーザーがアクセス可能なファイルやメモのクラウドワークスペースだ。プロンプトで財務データ、製品計画、競合分析に関するプレゼンテーションが必要であると指定するだけで、AIが主要ポイントを含む構造を組み立てる。ユーザーはその後、Adobe Expressライブラリからデザインスタイルを選択し、画像を追加し、ブランドに合わせてデザインを調整できる。
もう一つの興味深い機能は、文書を音声要約に変換する能力だ。Acrobatはテキストの音声バージョンを生成でき、ポッドキャストのように聴くことができる。これは、長い文書を全文読まずに素早く把握するのに便利だ。同様の機能は他のサービスにも存在するが、PDFツールに直接統合することで、日常的にテキストを扱う人々にとって特に有用となる。
主な更新は、プロンプトによる編集だ。適切なツールをメニューで探す必要はなく、変更したい内容を書くだけでよい。AIアシスタントは、ページ、テキスト、画像の削除、フレーズの検索と置換、電子署名の追加、パスワードの設定など、最大12のアクションを実行できる。これにより、文書作業が加速し、手動ステップが削減される。
これらの機能は、Acrobatが単なる閲覧や基本的な処理を超え、マルチメディアコンテンツの作成や自然言語を使った迅速な文書処理のプラットフォームへと進化していることを示している。アドビは全製品ラインでAIを推進しており、Acrobatの新機能は、作業ツールをより速く、便利にし、現代のニーズに合わせるためのさらなる一歩を表している。