7-Zip偽サイトから配布されるトロイの木馬化バージョンの脅威

Danny Weber

16:06 11-02-2026

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セキュリティ研究者が7-Zip偽サイトを通じたトロイの木馬化バージョンを発見。非公式ソースからのダウンロードはデバイスをプロキシノードに変える危険性あり。公式サイト利用とセキュリティ対策の重要性を解説。

セキュリティ研究者が新たなサイバーインシデントを発見し、非公式ソースからダウンロードされた使い慣れたユーティリティがどれほど危険になり得るかを示した。Malwarebytesの専門家は、正規ドメイン7-zip.orgに酷似した偽サイトを通じて配布された人気アーカイバ7-Zipのトロイの木馬化バージョンを特定した。ユーザーは標準的な無料アーカイブソフトの代わりに、デバイスをトラフィック窃盗や攻撃者の隠密活動のためのプロキシノードに変える隠れた悪意のあるコンポーネントを受け取った。

このマルウェアはアーカイバ自体をインストールするだけでなく、ユーザーのコンピュータを第三者のネットワークインフラの一部に変える追加コンポーネントもダウンロードした。この仕組みにより、攻撃者は感染したマシンのIPアドレスを通じてインターネットトラフィックをリダイレクトでき、悪意ある行為者は痕跡を隠し、被害者のリソースを利用してブロック回避、スパム送信、または攻撃を行う能力を得る。

攻撃は、RedditユーザーがYouTube動画のコメントからのリンクを辿ってデバイスに感染したと報告したことで明らかになった。専門家は、ドメイン名の小さな誤り(余分な文字や異なる末尾など)でも、悪意のあるファイルのダウンロードやシステム侵害につながり得ると強調する。専門家からの重要な推奨事項は、プログラムは常に公式メーカーサイトまたは検証済みミラーからのみダウンロードし、インストーラーのデジタル証明書を注意深く確認することだ。

このインシデントは、基本的なサイバーハイジーンの重要性を改めて思い起こさせる。誤って入力されたURL、コメントからのリンクのクリック、インストーラーの真正性の確認失敗は、コンピュータが攻撃者の手の内にある道具となり、所有者が長期間気付かないままになる結果を招き得る。