Danny Weber
Windows 11向けの新Xboxゲームモードの性能を、NVIDIA RTX 4070 Ti SuperとAMD RX 9070で検証。最大25%のFPS向上やフレームタイム安定性の改善を確認。コンソールライクなUIも魅力。
マイクロソフトは、Windows 11向けに新しいXboxゲームモードの提供を開始した。このモードはシステムをシンプルな全画面インターフェースに切り替え、ゲームにリソースを最適化する。具体的には、バックグラウンドのプロセスを一部停止し、デスクトップのオーバーヘッドを削減することで、ゲームのパフォーマンスを引き出す。
実際のテストでは、NVIDIAとAMDのグラフィックスカードで明確なパフォーマンス向上が確認された。テスト環境は、Ryzen 9 9700XにRTX 4070 Ti SuperとRX 9070を組み合わせ、計11タイトルの最新ゲームを使用した。
NVIDIA環境では効果が特に大きかった。一部のゲームでは1080pで平均FPSが15%、1440pでは最大25%向上。フレームレートが低い場面ではさらに改善幅が大きく、『CS2』や『Resident Evil:Requiem』では最低FPSが大幅に上昇し、ゲームプレイが格段に滑らかになった。
AMD側では改善は控えめで、1080pで平均約2%、1440pではほぼ変化なし。ただし、CPU負荷の高いタイトルではフレームタイムの安定性が向上した。
マイクロソフトは、このモードがバックグラウンドタスクの削減、コントローラーハンドリングの効率化、複数のストアにまたがるゲームへのアクセス統一といった効果により、パフォーマンス向上を実現したと説明する。単なるFPS向上に加え、インターフェースがよりコンソールに近づくことで、PCとXboxを併用するユーザーの移行がスムーズになるだろう。
要するに、Windows 11はパフォーマンス向上だけでなく、PCでのゲーム起動方法そのものを変える、よりコンソールらしいゲームモードを搭載しつつある。
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