Danny Weber
AsusとXrealのROG Xreal R1ゲーミングARグラスが予約開始。849ドルで240Hzリフレッシュレート、171インチ仮想画面、Boseオーディオ搭載。PCやコンソールに対応。
AsusとXrealは、今年初めのCESでお披露目されたROG Xreal R1ゲーミングARグラスの予約を受け付け始めた。価格は849ドルで、まずBest Buyで販売され、Xrealのオンラインストアでは5月17日から予約受付が始まる。テレビやモニターがなくても大画面の仮想スクリーンを楽しみたいゲーマー向けだ。
ROG Xreal R1の最大の特徴は、0.55インチのソニー製Micro-OLEDディスプレイを2基搭載し、輝度700ニト、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.01msを実現している点だ。これは、現在のARグラスに多い120Hzから大幅に向上した数字だ。仮想スクリーンは最大171インチまで拡大可能で、視野角は57度。Xrealによれば、ユーザーのピントが合う視野のほとんどをカバーするという。
空間認識機能は、Xreal Oneシリーズで初採用されたX1コプロセッサが担う。メニュー表示や3DoFトラッキング(6DoF対応)を処理し、遅延を抑え、モーションブラーを軽減する。ただ、このチップはもともと120HzのXrealデバイス向けに開発されたため、240Hzのゲーミングモードでどれだけ効果的に動作するかは未知数だ。
ROG Xreal R1には、従来のプラスチック製シェードに代わり、エレクトロクロミック調光機能も搭載。ユーザーは3段階の濃さから選べる。オーディオはBoseがチューニングした内蔵スピーカーで再生され、互換性はAsus ROGアクセサリー向けに最適化されている。
コンソールやPCへの接続はROG Control Dockを介して行う。このドックにはDisplayPort、HDMI、キーボード・マウス用のUSB-Aポートを搭載し、PC、Xbox Series X|S、PlayStation 5、Nintendo Switchに対応する。ドックなしでも、USB-C経由のDisplayPortに対応するスマートフォンやタブレットに接続可能で、ROG Allyハンドヘルドとも完全互換だ。
ROG Xreal R1のスペックは確かに目を引くが、849ドルという価格はenthusiast向けのニッチな製品に位置づけている。このコストに見合うためには、滑らかな映像はもちろん、PC、コンソール、ハンドヘルドゲーム機のすべてにおいて、快適さと使いやすさを真に提供する必要があるだろう。
© Xreal