Danny Weber
Noble Audioがフラッグシップワイヤレスヘッドフォン「FoKus Artemis」を発表。ダイナミック、平面磁気、BAの3Wayハイブリッドドライバー搭載で圧倒的な音質を実現。ANC対応、35時間再生、交換可能バッテリー。予約受付中。
Noble Audioがフルサイズワイヤレスヘッドフォン「FoKus Artemis」を発表した。同社のハイブリッドドライバーコンセプトをさらに進化させたモデルだ。先行するFoKus Apolloはダイナミックドライバーと平面磁気ドライバーを組み合わせていたが、Artemisはそこにバランスド・アーマチュアドライバーを追加。プレミアムセグメントでは極めて珍しいBluetoothヘッドフォンに仕上がっている。
各ドライバーは音の異なる領域を担当する。ダイナミックドライバーが低音と全体のベースを、平面磁気ドライバーが開放感と音場のディテールを、バランスド・アーマチュアドライバーが明瞭さと精度を受け持つ。この設計は、長年IEM(インイヤーモニター)で知られ、近年はフルサイズモデルに注力するNoble Audioならではのアプローチと言える。
機能面では、最新フラッグシップにふさわしい装備が並ぶ。アクティブノイズキャンセリング、透過モード、マルチポイント接続、USBオーディオ対応、自動装着検出を搭載。さらに、Audiodo技術によるパーソナライズドチューニングで、ユーザーの聴覚に合わせた音調整が可能だ。
バッテリー持続時間はANCオンで35時間以上、オフで50時間以上と公表されている。600mAhのバッテリーはユーザー自身で交換可能で、イヤーパッドも同様。このため、競合製品より長く使え、修理もしやすいという利点がある。
価格はプレミアムモデルにふさわしく899ドル。現在同社サイトで予約を受け付けており、出荷は7月開始予定。一般的には高額だが、珍しい音響設計と高い耐久性を重視するユーザーにとって、Artemisは今年最も注目すべき新製品の一つといえるだろう。
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