Danny Weber
フェラーリとHPの限定ノートPC「Scuderia Ferrari AI PC」が発表。5000台限定、5599ドル。フェラーリデザインを随所に採用し、透明エンジンベイウィンドウやカーボンファイバーを装備。インテルCore Ultra X7、64GB RAM、1TB SSD搭載の高性能ワークステーション。フェラーリファン必見。
フェラーリとHPが、限定生産ノートパソコン「Scuderia Ferrari AI PC」を発表した。モナコグランプリに合わせてデザインされ、スペックだけでなく外観にもこだわるブランドファンをターゲットにしている。全世界で5000台のみ製造され、価格は5599ドルだ。
最大の魅力はそのルックスにある。ボディは、フェラーリ・イコーナ・デイトナSP3にインスパイアされた鮮やかなレッド「Rosso Magma」仕上げ。シャーシの大部分はCNC加工のアルミニウムにアルマイト処理が施され、底面パネルにはカーボンファイバーが使われている。透明な「エンジンベイ」ウィンドウからはプロセッサーと冷却システムが見える。このウィンドウはゴリラガラス製で、2000個の小さな穴が開けられており、その隣にはユニットのシリアルナンバーが刻印されている。
その他にもフェラーリのデザイン要素が随所に散りばめられている。ヒンジはフェラーリF76ハイパーカーから着想を得ており、同心円状のラメラが冷却のための空気の流れを導く。タッチパッドはラップトップを開いた状態ではほぼ見えず、そのエッジはキーボード下の細いライトストリップで縁取られている。このデザインは、フェラーリの「視線は常に前方へ」という哲学に従ったものだ。
中身はというと、このラップトップはゲーミング機というよりは高性能ワークステーションだ。インテルCore Ultra X7プロセッサー、インテルArc統合グラフィックス、64GBのRAM、1TB SSD、14インチ3K有機ELタッチスクリーンを搭載。キーボードはフェラーリ独自のフォントを使用したキーごとのRGBバックライトを備える。ポート類はThunderbolt 4×2、10Gbps USB-C、USB-A、HDMI、ヘッドフォンジャックを完備する。
販売は6月12日から、アメリカ、イギリス、イタリア、日本の一部の国で開始される。各ラップトップにはUSB-C充電器と、フェラーリの車内にも使われるポルトローナ・フラウ製レザーケースが付属する。多くのフェラーリブランド製品と同様、コストパフォーマンスが売りではない——しかし、そもそもそれを謳ったことは一度もない。
© HP / hp.com