Snapdragon対Ryzen:モバイルチップが重量級PCゲームで健闘

Danny Weber

REDMAGIC Astra 2は2本のPCゲームでROG Xbox Ally Xに近い性能を示し、消費電力はほぼ半分だった。

YouTubeチャンネルのDame Techが、ゲーミングタブレットREDMAGIC Astra 2に搭載されたSnapdragon 8 Elite Gen 5と、携帯型ゲーム機ROG Xbox Ally XのRyzen AI Z2 Extremeを比較した。GTA 5とRed Dead Redemption 2では両端末が近いフレームレートを記録し、Qualcomm側の消費電力はほぼ半分だったという。

Snapdragonのテストに使われたのはスマートフォンではなく、余裕のある筐体と液冷システムを備えた9インチタブレットだ。これにより、激しい発熱や大幅なスロットリングを抑えながら、高い性能をより長く維持できた。さらにAstra 2はPCゲームをネイティブ動作させたのではなく、通常は追加の性能低下を伴う互換レイヤー経由で実行している。

今回の結果は、将来のハイエンドSnapdragonが小型ゲーミング端末に適する可能性を示している。Qualcommのモバイルチップは従来のx86プロセッサより省スペースで消費電力も少なく、携帯型ゲーム機のバッテリー駆動時間、重量、冷却に好影響を与えそうだ。

最大の課題は依然としてソフトウェア環境にある。Android向けのネイティブAAAゲームはまだ少なく、ユーザーはWinlator、GameHub、そのほかのエミュレーターや互換ツールに頼る必要がある。ゲームはSteamなどで事前購入する必要があり、互換性、ドライバー、安定性はタイトルごとに大きく異なる場合がある。

現行のSnapdragonでも、一部の高負荷なPCゲームを十分な性能で動かせる段階に達している。ただしWindows携帯機の本格的な代替になるには、Android向けネイティブ移植の増加と、より成熟したソフトウェアツールが必要だ。

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