Google電話アプリが通話録音を解禁、Pixel 6以降で手動・自動録音とCall Notes拡大

Googleは、Pixel 6以降のスマートフォンでネイティブな通話録音をついに解禁するPhoneアプリのアップデートを配信した。これまで機能は限定的で多くの地域では利用できなかったが、今回の変更により、対象モデルのユーザーはAndroid 14上で安定版のGoogle電話アプリ(バージョン198以上)を通じて通話録音を使えるようになる。

アップデート後は、アプリの設定から録音を有効化できる。通話アシストのセクションに「通話録音」のトグルが表示され、通話中に手動で録音を開始することも、不明な番号や選択した連絡先に対して自動録音を設定することも可能だ。

同時に、11月のPixel Feature Dropでは、AIベースのツールキット「Call Notes」の提供地域が拡大。通話の文字起こしと簡潔な要約を生成するもので、対象はオーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、日本へと広がった。

これらを合わせると、過去世代のPixelにおけるコミュニケーション機能は一段と充実し、現行ラインアップに機能面でぐっと近づいた印象だ。