iPhone 17 Pro Maxで背面ガラスのずれ—製造品質への懸念とユーザーの反応

1000ドル超で販売されるAppleの新フラッグシップ「iPhone 17 Pro Max」に、またしても製造品質をめぐる懸念が持ち上がった。今回は、背面ガラスの明らかなずれが指摘されている。RedditユーザーのStark956は、左上のコーナー付近でパネルの収まりが不均一な様子を撮影した写真を投稿しており、プレミアム機では見逃しがたいポイントだ。

この出来事は、同モデルで以前から報告されてきたトラブルにさらに重なる。筐体の酸化によって看板色「Cosmic Orange」がピンクがかったゴールドに変色したという声や、濡れたウェットワイプで拭くと塗装が文字どおり剥がれるという報告もあった。そこに“曲がった”ガラスが加わった形で、積み重なれば不安は確かに拭えない。

Redditのスレッドでは、ケースを付けて気にせず使えばいいという現実的な意見がある一方で、このクラスの端末でこうした見落としは受け入れがたいという声も少なくない。交換を勧める向きもあったが、その場合はトレードインの適格性を失う可能性や、55ドルの返品手数料といったリスクが伴う。手間とコストを天秤にかける迷いはもっともだ。

しかも、この問題自体が初めてとも言い切れない。少なくとも一人はiPhone 13でも同様のずれに遭遇したと述べており、そうした“クセ”が以前から潜んでいたのではないかという疑問が浮かぶ。もし継続的な傾向なら、単なる個体差では片づけにくい。

高価格帯ゆえに、仕上げや組み付け精度への期待は当然高い。今のところ、ユーザーの視線は細部の完成度にいっそう厳しく向けられている。