HKCが世界初をうたう27型ゲーミングモニター:4K/200HzとFHD/800Hzをデュアルで即時切替

中国のHKCが、世界初をうたうユニークなゲーミングモニターを発表した。27型の本機はデュアルモードを備え、4Kでは200Hz、フルHDに切り替えると一気に800Hzまで駆動する。

これまでメーカー各社が極端な高リフレッシュレートを披露する際は、720pといった低解像度が主流だった。そこをHKCはもう少し現実的な線で攻める。eスポーツの現場では1080pが今も“ちょうどいい”解像度で、800Hzは登場し始めた600Hzクラスに対しても明確な一歩先だ。

目玉は、独自の4倍駆動ブースト。自社開発の高性能コントローラーと新設計パネルにより、4K/200HzとFHD/800Hzをワンクリックで行き来できる。日常用途とプロの競技環境の双方を狙った設計だと説明しており、その即時切り替えは、スペック表の見せ場作りにとどまらない有用性を感じさせる。

一方で、技術的な詳細の多くはまだ非公開だ。肝心のパネル方式も明かされておらず、極端な高駆動を追うライバルがTNを選びがちな点を踏まえても読めない。価格も未発表で、この価格設定がニッチなアイデアを広い層へ届けられるかどうかの決め手になりそうだ。

500Hzを超えて得られる体感的なメリットには懐疑も残るものの、この新モデルはすでに注目をさらい、次のゲーミングディスプレイの潮流を形づくる一因になり得る。仕様と価格の追加情報はまもなく示される見通しだ。