Wolfenstein 3の開発状況と今後の展望

待ち望んでいたファンの願いが、ついに叶うかもしれない。『Wolfenstein 3』の開発が本格的に動き出したようだ。前作『Wolfenstein II: The New Colossus』の発売から8年以上が経過し、シリーズの行方は長らく不透明だったが、ここに来て進展の兆しが見え始めている。

2作目の後、開発元のMachineGamesはスピンオフ作品『Wolfenstein: Youngblood』と『Wolfenstein: Cyberpilot』をリリースしたが、いずれも本編ほどの成功は収められなかった。その後、同社は『Indiana Jones and the Great Circle』の開発に注力し、こちらはプレイヤーや批評家から好意的に受け止められている。しかし、ウィリアム・“B.J.”・ブラスコウィッツの物語は、まだ完結していないままだ。

現在、メディアのMP1stによれば、コードネーム「Valkyrie」の新プロジェクトでキャスティングが始まっている。制作には演技監督のトム・キーガンとキャスティングディレクターのエミリー・シュウェバーが関わっており、8歳から11歳の孤児ソフィア役の女優を探しているという。このキャラクターは物語の中で主人公と絆を深め、愛犬ラルフと共にゲーム全体にわたって同行するとされる。

キャスティングの情報によれば、ソフィアはレジスタンスの庇護の下で成長し、当初は戦争による疑念やトラウマを抱えながらも、意志の強く、しなやかな少女へと変貌を遂げるという。

モーションキャプチャーの撮影は早ければ4月にも開始され、追加の撮影が2026年から2027年にかけて計画されている。ただし、公式発表や初の公開資料が出るまでには、まだ時間がかかりそうだ。MachineGamesは最近、DLC『The Order of Giants』の開発で忙しかったこともあり、『Wolfenstein 3』の現実的な発売時期は2028年から2029年頃と見られている。

一方で、このフランチャイズはゲームの枠を超えて拡大中だ。同スタジオはAmazon MGM Studiosと協力し、Prime Video向けのテレビシリーズ化にも取り組んでいる。