サムスンの新2億画素センサーISOCELL HPA、2027年発表へ

サムスンは、新たな2億画素センサー「ISOCELL HPA」を開発中との内部情報が伝えられている。これは同社ラインナップで最大となる可能性があり、発表は2027年に予想される。この新センサーは、すでにスマートフォン向けの大型1インチセンサーを提供するソニーやOmniVisionとの競争において、サムスンの地位を強化することを目指す。

流出情報によれば、ISOCELL HPAのサイズは1/1.12インチで、1インチセンサーの面積の約89%に相当する。この寸法は、ソニー初の2億画素センサーであるLYT-901や、サムスン自身の5000万画素センサーISOCELL GN2と同程度だ。これまで、サムスンの2億画素ソリューションは、主要競合他社と比べて物理的なセンサーサイズで遅れをとっていた。

新センサーの重要な特徴として、LOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor)技術のサポートが挙げられる。このようなセンサーはダイナミックレンジを大幅に拡大し、露出オーバーや影の消失なく、明るい部分と暗い部分の両方のディテールを同時に保持できる。これは特に動画撮影や、コントラストの強い複雑なシーンにおいて重要である。

また、ISOCELL HPAは、中国ブランドの「Ultra」を冠するフラッグシップモデルに採用される可能性が高いとされている。一方、Galaxy S27 Ultraには、1/1.3インチフォーマットの2億画素センサー「ISOCELL HP6」が搭載されると予想されている。サイズは小さいものの、新しい画像処理技術により性能は同等になるとの噂がある。さらに、5000万画素の超広角カメラへのアップグレードも期待されている。