TCLがAMOLEDベースの新NxtPaperディスプレイを発表

TCLは、新世代のNxtPaperディスプレイを発表した。今回初めて、この技術がAMOLEDベースで構築されている。従来のNxtPaperパネルはLCDマトリクスを使用し、目の疲労軽減に焦点を当てていた。現在、メーカーは、高コントラストや鮮やかな色彩といったOLEDの利点と、「紙のような」読書の快適さを組み合わせると主張している。

重要な改良点の一つは、洗練されたCircular Polarizer Light技術だ。偏光レベルは前バージョンの57%から90%に向上し、反射やまぶしさを大幅に低減するのに役立つ。外部光の干渉を減らすため、ナノマトリクス・リソグラフィーが適用されており、長時間使用時の視覚的疲労をさらに軽減する。

ディスプレイは、時間帯や周囲の照明に基づいて輝度と色温度を自動調整し、ユーザーの概日リズムに適応する。ブルーライトフィルタリングは15%改善され、ブルーライトの総量は2.9%に削減された。最小輝度は1ニットまで下がるため、暗所での読書にも快適だ。また、照明条件に応じて背景の色合いを変える適応型読書モードも備えている。

これらの機能を備えながらも、パネルはフラッグシップAMOLEDディスプレイの仕様を維持している。具体的には、100%のDCI-P3カバー率、デルタEが1未満の色精度、最大3,200ニットのピーク輝度、そして120Hzのリフレッシュレートだ。AMOLED版NxtPaperを搭載した最初のデバイスは今年後半に登場する見込みで、この技術は新しいTCLスマートフォンでデビューする予定だ。