脳信号と音声制御のデュアルコントロールバイオニックハンド

2026年の中国ワールドヘルスエキスポで、脳信号で操作するインテリジェントなバイオニックハンドが発表された。中華ブレイン・コンピュータが開発したこの装置は、上肢切断者を対象としている。

義手は、神経筋信号と音声コマンドを組み合わせたデュアルコントロールシステムを備える。ユーザーは思考だけで動作を行い、必要に応じて音声制御に切り替えることも可能だ。この技術は意図を迅速に認識し、義手の動きに変換する。

開発者によれば、バイオニックハンドは物を掴むことから文字を書くことまで、日常的な作業をこなせる。センサーとアルゴリズムを搭載し、握力を調整し、さまざまな使用シーンに適応することで、操作をより自然なものにしている。

特に重視されたのは、美観と触感だ。人工皮膚で覆われた義手は、人間の肌の質感や外観を忠実に再現し、目立ちにくさとユーザーの快適性を高めている。

2021年に設立された中華ブレイン・コンピュータは、神経インターフェース技術の進展に積極的に取り組んでいる。同社のポートフォリオには、数万チャンネルの脳通信ソリューションや、埋め込み型から低侵襲型まで多様なインターフェースが既に含まれており、開発者によれば、その技術は既存品をいくつかの点で凌駕しているという。