AMD ADLX開発キットにFSR4フレーム生成オーバーライド機能、4倍・6倍モードの可能性も

AMD ADLXキットにFSR4フレーム生成オーバーライド、最大6倍の可能性
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AMDの最新ADLX開発キットに見られる重要な変更が、ゲーマーに直接影響する。ドライバレベルでのFSR4フレーム生成オーバーライド機能が追加され、FSR 3.1対応ゲームは自動的により高度な機械学習ベースのフレーム生成技術にアップグレード可能となった。

SDK内の他の兆候として、現在の2倍生成レートが上限ではないことが示されている。フレーム比率調整用コードからは、4倍および6倍モードの可能性がうかがえる。切り替えは、ドライバ経由でのアップスケーリング更新と同様に動作し、ゲーム開発者の介入は不要と見られる。

このアプローチにより、既存タイトルへの無料アップグレードパスが提供される。特に、パワーの低いAMD GPUのユーザーにとって恩恵は大きく、より滑らかで高品質な映像が重要となる。

競合他社の技術がすでに最大6倍のFPS向上を達成しているのに比べ、現行FSRの性能は控えめだ。過去のフレームレート不安定性の問題を考慮すると、新たな倍率の追加はAMDの立場を強化する論理的なステップと言える。

IADLX3DFidelityFXFrameGenUpgradeという技術名のこの機能は、フレーム生成タイプの更新だけでなく、特定パラメータで比率も設定する。SDKには現在2倍のみ含まれているが、構造上は拡張計画が明確に示されている。

新モードの時期は未公表だが、開発者ツールへの搭載はAMDがFSR4の次期フェーズを準備していることを示唆している。