Windows 11の4月更新KB5083769でブルースクリーンや無限再起動の問題

Windows 11更新KB5083769でBSODや無限再起動の問題が発生中
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マイクロソフトは、Windows 11向け4月の月例アップデート「KB5083769」のリリース後、新たな問題に見舞われている。このアップデートは改善をもたらすはずだったが、一部のユーザーに大きなシステム障害を引き起こしている。

報告によると、アップデートは正常にインストールされるものの、再起動後に重大なエラーが発生。画面に表示異常が現れた後、ブルースクリーン(BSOD)が発生し、無限再起動ループに陥るという。内蔵の回復ツールは機能せず、同じサイクルを繰り返すだけだ。

この問題は特定のハードウェアに限らない。RyzenプロセッサやGTX 1080 Tiグラフィックスカード搭載のシステム、さらにDellやHPなど各メーカーのマシンでクラッシュが確認されており、原因の特定を複雑にしている。

また、このアップデートは再起動後にBitLockerの回復を要求する場合がある。事前に回復キーを保存していないユーザーには大きな手間となる。アップデートのインストール中に再起動を繰り返すケースもある。

マイクロソフトは現時点で迅速な修正を提供していない。すでに影響を受けている場合、Windows回復環境から起動し、システムの復元またはスタートアップ修復を試すことが推奨される。最終手段として、端末を完全にリセットする必要もある。

まだKB5083769をインストールしていないユーザーは、更新プログラムの一覧から該当パッチを削除し、更新を一時停止することで被害を回避できる。