Pixelアップデート後に広がる不具合:Pixel BudsのANC問題とPixel端末のパフォーマンス低下

Google PixelとPixel Buds、アップデート後にANC不具合とパフォーマンス低下で不満殺到
© A. Krivonosov

2026年3月と4月のアップデートが配信されて以降、Google Pixelユーザーから新たな不満が噴出している。今回問題が広がっているのはスマートフォンだけにとどまらず、Pixel BudsやPixel Buds Pro 2にも及んでいる。具体的には、一部のユーザーがアクティブノイズキャンセリング(ANC)とトランスペアレンシーモードの設定にアクセスしづらくなるという現象が発生している。

通常、Pixel BudsのANCは、ジェスチャー、Pixel Budsアプリ、または音量スライダーを展開したメニューの3通りで操作する。ところが3月のアップデート後、この最後の方法に不具合が出始めた。Redditユーザーの報告によれば、ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替え項目がメニューから消えたり、動作が不安定になったりしているという。

基本的な対処法では解決できない状況だ。スマートフォンの再起動、イヤホンの再ペアリング、キャッシュ消去などを試しても、バグは一向に直らない。4月のアップデートで一旦改善されたものの、数日後に再発したという声もある。Googleの担当者はフォーラム上で、Pixel Budsのアップデートやリセットを行い、それでも解決しない場合はサポートに連絡するようアドバイスしている。

その一方で、Pixel端末そのもののパフォーマンスに関する不満も続いている。3月のアップデート後には動作低下やバッテリーの減りが早くなる現象が報告され、4月の修正パッチでさらに悪化したと感じるユーザーもいる。スクロール時のカクつきや文字入力の遅延、その他インターフェース上の奇妙な不具合が目立つようだ。

Pixel 7 Proのユーザーからは、スクロール動作が不安定になったとの報告もある。r/GooglePixelコミュニティではいまだ有効な解決策が見つからず、直近2回のシステムアップデートが原因だとの見方が強まっている。もしこれが事実なら、Googleは該当モデルに対して追加の修正を急いでリリースする必要に迫られる。

特に気になるのは、他メーカーでも似たような問題が起きている点だ。過去には、Samsung GalaxyスマホやGalaxyスマートウォッチの所有者が、大規模セキュリティパッチ後に急激なバッテリー消耗に見舞われ、iPhone 17ユーザーも独自のソフトウェア問題を経験している。これらの事例は、本来なら安定しているはずのプレミアムデバイスに対するアップデートの品質管理に疑問を投げかけるものだ。