FIFAは、約30年にわたり続いたEAとの提携を解消し、初の主要サッカーゲームをリリースする。新作「FIFA World Cup: Kick-Off Edition」は6月11日、ワールドカップに先駆けてNetflixで独占配信される。
Netflix加入者は追加料金なしでプレイ可能で、スマホをコントローラーとして使う。最大4人までプレイでき、EAの旧FIFAシリーズのような複雑なシミュレーターではなく、高速で協力プレイを重視したアーケード風のサッカーゲームだ。
「FIFA World Cup: Kick-Off Edition」には、現行ワールドカップ出場の48男子代表チーム、16の実在スタジアム、1248人の選手が収録。Netflixはアクセシビリティと感情を重視し、ゲームに詳しくない人でもすぐに試合に参加できるようにしている。
FIFAにとって本作は、単なるゲームではなく新たな章の象徴だ。同組織は2023年にEAとの協力を終了し、FIFA 23がEA製としては最後のFIFA公式ブランド作品となった。シリーズはEA Sports FCと改名。ジャンニ・インファンティーノFIFA会長は新たなパートナーとともに競合サッカープロジェクトを立ち上げる計画を繰り返し示唆してきた。
Netflixを選んだことからも、FIFAがかつての年次シミュレーターをそのまま再現しようとしているわけではないことが分かる。むしろ、マス向けプラットフォーム、低いハードル、アップデートで拡張可能な形式に賭けている。実験が成功すれば、本作はEAなしのサッカーゲームエコシステム構築への第一歩となる可能性を秘めている。
年齢制限:12歳以上。