Appleは、OpenAI、io Products、元従業員2人を相手取り、連邦裁判所に訴訟を起こした。Appleは、OpenAIが同社のハードウェア開発に関する営業秘密を違法に取得したと主張している。訴状では、OpenAIのハードウェア事業を「不正に持ち出された秘密の違法利用」に基づき、「根本から腐っている」と表現している。
訴訟には、Appleの元デザイン責任者Jony Iveと関係し、2025年にOpenAIが買収したハードウェア企業io Productsも登場する。Appleによれば、単発の出来事ではなく、機密情報を組織的に収集する動きだったという。
被告には、Appleの元上級エンジニアChang Liuと、現在OpenAIのハードウェア責任者を務める元Apple副社長Tang Yew Tanが含まれる。Appleは、Liuが多数の機密ファイルをひそかにダウンロードし、TanがApple在籍中の候補者に実物の部品を持参して製品情報を明かすよう求めたと主張している。
Appleによると、400人を超える元従業員がOpenAIへ移った。OpenAIの広報担当Drew Pusateriは疑惑を否定した。
訴訟はOpenAIのハードウェア事業を対象としている。Apple Intelligenceでの提携とChatGPTの統合は現時点で続いている。