BrainCoはWorld Artificial Intelligence Conference 2026で、ブレイン・コンピューター・インターフェースを利用するロボット学習プラットフォームを発表した。同社は、脳信号に反応するロボット向けソリューションの研究開発を行う、世界初の統合型グラフィカルシステムだとしている。
このプラットフォームは、脳波データの収集、実験設定、神経信号のデコード、コマンド変換、ロボット制御を1つのソフトウェア工程にまとめる。BrainCoによると、ブレイン・コンピューター・インターフェースの経験がない専門家でも、約10分で基本的な操作を設定できる。
システムは、人が特定の動作を行おうとした際に生じる微弱な電気信号を記録する。センサーが活動を読み取り、アルゴリズムが動作に関連するパターンを認識し、その結果をロボットが理解できる命令へ変換する。ボタン、リモコン、音声コマンド、ゲームコントローラーは不要だ。
構成は、脳活動の記録ユニット、ソフトウェアプラットフォーム、実行デバイスの3つ。複数種類の電極、高周波のマルチチャンネル収集、リアルタイムの無線伝送に対応する。実験シナリオとデコードアルゴリズムもあらかじめ組み込まれている。
サードパーティー製ロボットも接続可能で、ヒューマノイド、ロボットアーム、ロボット犬などに対応する。BrainCoは今後、互換デバイスを増やす方針だ。