Honorは、機械式ジンバルに格納式カメラを載せた異色のスマートフォンRobot Phoneを開発している。中国のリーカーDigital Chat Stationによると、カメラには2億画素センサーが採用される見込みだ。機構の主要部品やモーター、モジュールはHonorが自社で設計し、この端末向けに特注したという。
ジンバルと回転機構のために、約100点の部品が新たに追加された。構造には4基の小型モーターが使われ、最小のものは直径わずか6 mmだ。内部駆動には特殊な多極着磁技術を採用する。主要な荷重部品は信頼性を高めるためチタン合金で作られている。製造コストは一般的なアルミ製アームの約3倍で、組み立て工程も60段階以上に及ぶという。
メモリー価格が上昇するなか、市場関係者は1TBストレージを備えたHonor Robot Phoneが約1万5999元になる可能性を指摘している。Digital Chat Stationは、Honorが構造を特許で保護しているため、競合が短期間で同様の端末を投入するのは難しいともみている。
Honor Robot Phoneは中国ですでに予約を受け付けている。事前情報では、フラッグシップ向けSnapdragon 8 Elite Gen 5と、チタン製の小型4軸メカニカルジンバルを搭載する見込みだ。Honorによると、小型モーターは一般的な方式より70%小さい。正式発表は2026年8月に予定され、ソフトウェア基盤には新しい知能システムAgentic OSが採用されるとみられる。