Qualcommが、より手頃なスマートフォン向けにSnapdragon 8 Elite Gen 5の新バージョンを準備していると報じられています。リーカーのDigital Chat Stationによると、SM8850-1-ABと呼ばれるチップは、現行フラッグシップに近い性能を維持しながら端末コストを抑える可能性があります。CPUやGPUの構成を削減したモデルではないとみられています。主な違いはチップの選別と動作周波数になる可能性があります。標準版のSM8850-ACの基準を満たさない個体が、より安価なAB版として販売される仕組みです。
テスト個体はGeekbenchで、シングルコア約3,600点、マルチコア約11,300点を記録するとされています。標準版Snapdragon 8 Elite Gen 5をやや下回る可能性はありますが、Snapdragon 7シリーズのモバイルプラットフォームを大きく上回る水準です。
SM8850ファミリーには現在、標準のAC版、薄型折りたたみスマートフォン向けの7コア版、より高性能なAD版があります。AD版は一部のフラッグシップ機やゲーミングモデルに採用されており、新しいSM8850-1-ABはより手頃な価格帯を狙うとみられます。
採用候補としては、SM8850ファミリーのチップを搭載して認証データベースに登場したPOCO F9 ProとPOCO F9 Ultraが挙げられています。メーカーがどのバージョンを選ぶかは不明です。QualcommはSM8850-1-ABの存在を正式発表しておらず、仕様や発売時期は今後変更される可能性があります。