Moto X70 Ultra/Edge 70 Ultra最新情報:Geekbenchスコアと主要スペック、発表時期の予想

モトローラが次のフラッグシップを準備している。関係者筋によれば、名称は中国向けがMoto X70 Ultra、グローバル版はMotorola Edge 70 Ultraになる可能性が高いという。端末はすでにGeekbenchのデータベースに現れており、主要スペックの一端が見えてきた。

掲載では型番XT2603-1として記載。テスト結果から、3.32GHzの6コアと3.65GHzの高性能2コアを備えるQualcomm製チップセット、そしてAdreno 825 GPUを搭載していることがうかがえる。この構成は、次世代のSnapdragon 8 Gen 5に関するこれまでの噂と符合する。型番末尾の「1」は中国向けバリアントを示すと解釈されており、X70 Ultraシリーズに属する可能性が高い。

ベンチマークには、16GBのRAMとAndroid 16の記載もある。スコアはシングルコア2,634点、マルチコア7,475点。数字だけ見てもフラッグシップ級の土俵にしっかり足を踏み入れており、最上位を狙う姿勢が伝わってくる。

うわさでは、Moto X70 Ultra/Edge 70 Ultraは1.5K解像度のOLEDディスプレイとペリスコープ式望遠カメラを採用するという。詳細の多くはまだ伏せられているものの、Geekbenchに姿を見せたという事実は社内テストが進んでおり、発表が近いサインと受け取れる。年内に中国でのデビュー、その後2026年前半にグローバル版Edge 70 Ultraが続く見込みだ。期待感は着実に高まっている。

なお、モトローラはX60 Ultra/Edge 60 Ultraの世代を飛ばしており、X70 Ultra/Edge 70 Ultraは昨年のX50 Ultra/Edge 50 Ultraの直系後継となる見通しだ。ネーミングは一段飛ばしだが、世代交代の狙いは明快だ。