Lenovo、Legion次期ゲーミングタブレットを準備中:Snapdragon 8 Gen 5/Elite Gen 5と16:10の小型モデル

LenovoがLegionブランドのゲーミングタブレット次世代機を準備している。最新のリークによれば、今回も素の処理性能で攻める構えだという。リーカーのSmart Pikachuは、同社が2つの小型モデルを開発中で、1台はSnapdragon 8 Gen 5、もう1台はSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用すると伝えている。人気のLegion Y700と同様に、16:10の縦横比は継続される見込みだ。

どうやら昨年の方針をなぞる形になりそうだ。中国向けのLegion Y700(第4世代)はSnapdragon 8 Eliteを搭載し、グローバルのLegion Tabはより控えめなSnapdragon 8 Gen 3を選んでいた。2026年も同様の住み分けが想定され、新しいLegion TabはSnapdragon 8 Gen 5、中国市場向けのLegion Y700(第5世代)はSnapdragon 8 Elite Gen 5へと歩を進める見込みだ。この戦略は、狙う市場ごとの要請にきちんと応えつつ、製品の軸をぶらさない現実的な打ち手に映る。

今回の話は、別の信頼できる情報と矛盾しない。2026年のLegion Y700には、8.8インチのLCD、3K解像度、165Hzのリフレッシュレート、そして従来と同じ16:10のレイアウトが見込まれている。電源は9,000mAhのバッテリーから供給され、冷却には大型のベイパーチャンバーを用いるという。ハイエンドSoCの熱を手懐けるには欠かせない装備だ。

これらの情報が的中すれば、Lenovoは携帯性の高い16:10という形を崩さずに、フラッグシップ級のスピードを持ち込むことで、コンパクトなゲーミングタブレット領域での存在感をさらに強めそうだ。