Galaxy Buds 4 Proのデザイン刷新とヘッドジェスチャー:One UI 8.5リークまとめ

Samsungの次世代ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 4 Pro」は、Galaxy S26シリーズと同時発表になる見込みだ。ここしばらく噂が絶えないが、最近流出したOne UI 8.5のファームウェアからは、刷新されたデザインに加え、まったく新しい操作方法が見えてきた。

リークされたアニメーションによれば、Buds 4 Proは大幅に作り直されている。Buds 3 Proで採用されていた三角形のシルエットをやめ、フラットでクリーンなステムに変更。象徴的だったライトストリップは廃され、つまみ操作は継承。耳栓の形状も見直され、ケースはプレミアム競合機に近い横置きレイアウトへと再設計されたという。コードネームはGalaxy Buds 4が“Handel”、Galaxy Buds 4 Proが“Bach”と報告されており、全体としては控えめで落ち着いたルックへ舵を切った印象だ。

さらにOne UI 8.5を掘り下げると、「Head Gestures(ヘッドジェスチャー)」という新機能も見つかった。似た発想はGoogle Pixel Buds Pro 2やSony WF-1000XM5にも限定的に存在するが、Samsungはできることの幅を広げているようだ。リーク情報では、うなずきや頭を振る動きで着信の応答・拒否ができ、通知を聞いたり止めたり、アラームやタイマー、リマインダーを解消したり、声を出さずにAIアシスタントへ反応したり、会話を終えることもできるとされる。手元にスマホがない状況でもハンズフリーで操作できるため、検出精度が確かなら日常ですっと馴染みそうだ。

アニメーションからは、Buds 3 Proから受け継がれるおなじみの機能も読み取れる。アダプティブノイズキャンセリング、端末を探すツール、スマホやタブレットとの即時ペアリングなどだ。今回のリークが正しければ、Galaxy Buds 4 Proは機能とデザインの両面で、シリーズに久々の大きなアップデートになりそうだ。