Android Autoが大刷新へ: ウィジェット搭載、Gemini統合、タスクバー再設計の15.7ベータ最新情報

今後1~2カ月にかけて、Android Autoが新たな局面に踏み出そうとしている。Googleは目に見える変更をいくつも試験中で、直近の15.7ベータがそのベールを初めて少しはがした。機能はまだ隠されており、通常のアップデートでは有効化できないものの、コードをのぞけばプラットフォームの進む方向はかなり明確だ。

注目の追加のひとつがウィジェットだ。Googleは以前から取り組んでおり、CarPlayのように専用画面を用意するのではなく、メインのAndroid Autoインターフェースに溶け込む形で並ぶ設計になる。今回のベータにはウィジェットのスケールや高さを調整するコントロールが加わり、さまざまなディスプレイに合わせやすくなるはずだ。ただ、それが全体のレイアウトにどう響くのかはまだ見えていない。

タスクバーも見直しの対象になっている。アイコン間の隙間をなくし、配置を中央に寄せる――MicrosoftのWindows 11に近い――新レイアウトを試しているのだ。現状のビルドは荒削りで、時計が消え、アイコンは3つに減っている。あくまで初期段階の試作で、方向性を探る実験の色合いが濃い。

一方で、システムは新しいAIアシスタント「Gemini」の取り込みを始めている。すでにAndroid Auto内でGeminiへの切り替えを促す表示が見えているユーザーもいる。Geminiはより複雑なリクエストに応え、ナビゲーションを助け、Googleマップでの音声による道路イベントの追加にも対応する。

これらはすべてサーバー側で制御されるため、最新版をインストールしても変化が必ず見えるとは限らない。Googleは展開スケジュールを明かしていないが、進行中の取り組みの規模を見るかぎり、近いうちにインターフェースと機能の大きな刷新につながりそうだ。