Xiaomi、34型湾曲ウルトラワイドゲーミングモニターG34WQi 2026を正式掲載

Xiaomiは、ゲーミングモニター「G34WQi 2026」をグローバルサイトに正式掲載した。中国で「Redmi Gaming Monitor G34WQ 2026」として登場したモデルの海外版にあたる。販売開始日の告知はまだないものの、仕様の全容はすでに公開されている。

34型のウルトラワイドWQHD（3440×1440）パネルを採用し、アスペクト比は21:9、湾曲率は1500R。没入感を意識した設計だ。Xiaomiによれば、このフォーマットは一般的な16:9ディスプレイに比べて表示領域が約30%広いという。

ゲーム向けに、リフレッシュレートは180Hz、応答速度は1ms。負荷が高い場面でも表示の破綻を抑えるAMD FreeSync Premiumにも対応する。画面はHDR400認証を取得し、輝度は400ニット、コントラスト比は3500:1。色域はDCI-P3 95%、sRGB 100%をカバーし、10ビットカラーに加えて、ΔEが2未満と謳われる精度で、クリエイティブ用途にも適性を示す。スピードと色再現の両立から、単に速さを競うゲーム以上のシーンまでこなせる設計だと受け止めたくなる。

目の疲れを抑えるために、TÜV RheinlandのローブルーライトとDC調光を備える。スタンドは高さ・チルト・スイベル調整に対応し、100×100mmのVESAマウントも利用可能。ベゼルは細く、スタンド込みの重量は6.5kgだ。

インターフェースはDisplayPort 1.4を2基、HDMI 2.0を2基、オーディオ端子、DC INの電源ポートを装備。定格消費電力は65W。視野角は上下左右178度で、最大10億7,000万色を表示する。価格や販売地域は、Xiaomiがグローバル販売開始を確定し次第、公表される。