RTX 5090の12V-2x6コネクタが溶け落ちた事例と電源選定の要点

Redditで、GeForce RTX 5090の12V-2x6電源コネクタが損傷した、これまでで最も深刻とみられる事例が浮上した。これまでの報告では配線の焦げや負荷時の断続的なエラーにとどまっていたが、今回は電源プラグ自体が完全に溶け落ちていた。短時間の接触不良というより、長時間の過負荷や誤った電力供給を示唆する内容だ。

このトラブルが起きたのはRyzen 5 5600Xを中心に組まれたPCで、CPU温度は60°C未満に収まっていたとされる。過大な電力を食っていたのがCPUではないことは明らかだ。所有者によれば、マシンは最新のNVIDIAドライバーで動作しており、電源はCooler Master MWE 80 Plus Gold 850W(V2)を使用。外装や全体の意匠から判断すると、搭載カードはZOTAC RTX 5090 SOLIDに見えた。

鍵となるのはここだ。ZOTACはRTX 5090の全モデルで、少なくとも1000Wの電源を推奨している。今回の構成はその目安を下回っており、ユーザー側の選択が一因だった可能性は否定できない。ただし、写真だけではコネクタの差し込み不足やケーブル品質の問題を排除できないのも事実だ。

ハイエンドGPUには、メーカー推奨に見合う電源を組み合わせるべきだという当たり前だが重要な再確認でもある。加えて、12V-2x6コネクタの取り付けは、ひと手間かけて確実性を優先したい。なお、当該のReddit投稿はすでにモデレーターにより削除され、議論は統合スレッドへ誘導されたという。